胸に自分脂肪を注入する脂肪注入法の種類
美容外科で行われる豊胸手術のひとつの方法として脂肪注入法があります。
この脂肪注入法は、自分の体の余分な脂肪を吸引して胸に注入する方法で、バランスの取れた理想的なプロポーション作りを実現できる一石二鳥の方法です。
それから、何といっても自身の脂肪を使用することで、アレルギーなどの拒絶反応が発生しにくいので安全性も確かです。
胸に注入された脂肪は毛細血管に取り込まれて生着して、個人差はありますが大体1ヶ月程度で状態は安定します。
脂肪注入法にはいくつかの種類があって、脂肪幹細胞注入法もそのひとつです。
脂肪幹細胞注入法は、自身の余分な脂肪を吸引して、吸引した脂肪の中から幹細胞を含む幹脂肪を抽出し注入する脂肪と混合して胸に注入することにより豊胸する方法です。
従来の脂肪注入法と似ていますが、幹細胞を同時に注入することで脂肪の生着率が極めて高く持続期間が長いことが大きな違いとしてあります。
PRP脂肪注入法も脂肪注入法の種類のひとつで、脂肪注入法とPRP自己血小板注入法を合わせることで、胸に注入した脂肪細胞を活性化させ脂肪の定着率を格段にアップさせる新しい方法です。
従来の脂肪注入法に最先端の再生医療術を加えたバストアップ法と言えます。
ちなみにPRP自己血小板注入法というのは、自分の血液を採血して再生成分の血小板を抽出するものです。
その他にも脂肪注入法の種類として、FDAの認可を得ている治療法のピュアグラフト豊胸手術(濃縮脂肪注入法)と、コンデンスリッチという方法もあります。
このように、一口に脂肪注入法と言ってもいくつかの種類があるので、どの方法を選択すれば良いのかをしっかりと検討することが重要です。
